ビジネスの仮説力の磨き方
ビジネスでも日々の生活でも言えることですが
闇雲に動くよりもある程度「これはこうなんじゃないか」と言ったような仮説を立ててから行動した方が効率よく物事が進んだりします。
しかしその仮説の精度が低ければ当然行動の精度も落ち、逆に非効率になったりすることありませんか?
例えば毎日走りたいと思ったとします。
でも時間が…。どうしたら走れるかな?
じゃあ睡眠時間を減らしたら毎日走れるんじゃないか?という仮説を立てたとします。
次の日から睡眠時間を削りあさ走りますが夕方には疲れ果てて眠くなってしまう……。
それでは本末転倒ですよね。これも精度というか仮説の建て方が安直すぎる結果だと思います。(僕の実話)
そこで、今回はその仮説力の磨き方という本を読んだのでまとめてみたいと思います。
まず最初に仮説には二種類あります。
①ある論点に対してこういうことが言えるだろうという結露の仮説。
僕の話で言えば毎日走ったら健康にも良くて仕事のパフォーマンスも上がるのではないか?
というところから始まっています。
②問題の所在、問題の理由、対策、などにフォーカスしてある問題に対して解決するための仮説。僕が走ろうと思った理由が例えば太ってきたと言った理由からなのであれば今回の毎日走ろうというのは問題解決の対策の仮説に当たります。
どちらもあくまで仮説。仮の説なので当然立てて終わりとは行きません。
その仮の説が正しいかどうか、行動して検証する必要があります。
アクション(行動)をイメージしてした仮説でなければ意味がないのです。
その時に意識したいのが「クイック&ダーティ」さっさとざっくりとということ。
あくまで仮説なので100%なものを初めから作るのはまずむり。特に結論の仮説なんかはまだ見ぬものに対する仮説であることが圧倒的に多い。精度にこだわっているとビジネスの世界では重大なチャンスを逃したりしてしまうことも
あります。なので仮説を検証ー検証をさっさとざっくりと回していくことが重要になってきます。それを繰り返し習慣にしていくと今までより早く精度も高い仮説が立てられるようになってくるのかもしれません。
そして良い仮説には条件があります。
それはファクト(事実)に基づいていること。
具体的で、定量、計数されて数字などです。
なんとなく客数がおちているんだよなー。
最近客層変わってきたような気がするんだけどなんでかなー。
といった肌感覚の数字って結構あてにならないことが多い。改めて計測してみるとそんなことなかったり。
なのでしっかりとした事実をもとに仮説を立てる必要があります。
そして、その良い仮説を立てるコツ
①新しいアイデアや仮説は徹底的に考え抜い思考になんらかの形(ニュースや、sns等)で新しい刺激が加わり生まれます。
故に知識の幅と深さ両方が必要になります。
例えばビジネスの話ではある程度ビジネス的知識、経営学、会計学、と言ったような知識がなければ精度の高い良い仮説というのを立てるのはなかなか難しくなってきます。
②常識を疑い、なぜを考える
なぜ今までそう思っていたのだろうと言ったように当たり前を疑い、これが今こうなっているのは何故だろうと普段から考える習慣が大事になってきます。
そこで生まれた仮説から生まれた新しいビジネスは沢山あります。
③だから何が言えるだろうを繰り返す
少し②とは似てますが現象に対してだから何が言えるかを何度も繰り返すことで物事に新しい視点がうまれたり、多角的に見られるようになってきたりします。
④極端な仮定のもしを考えてみる。
例もし熱いアイスがあったらどうだろう
みたいな感じです。
このような観点で仮説を立て、検証していくのです。
さあ、仮説たててみたくなりました??笑
別にビジネスだけではなく日常の生活でも仮説を立ててから行動するということを意識するだけで、だいぶ生活の質は変わると思います!
今回は以上!