読書という荒野〜3冊目
今年3冊目は見城徹さんの読書という荒野を読みました。
今年は月に4冊本を読むことを自分に課しているのでその前に読書とは的な事を自分の中で明確にしておきたいという意味もあってこの本をチョイスしました!
読書術的な事を期待していたので内容は少し期待とは違いましたがいくつかなるほどと思うことがあったのでまとめてみます。
読書の醍醐味。
それは人間一人の人生で経験できる物事の量は限られてます。体は1つしかないし時間も限られてる。
しかし本を読む事で自分以外の人間の人生を疑似体験する事ができる部分にあると思います。
何かで読んだのですが人間は頭の中の経験と実体験の区別がつかないそうです。
しかしただ読んでいてもそうはならない。
何が大事か。
それは自分に置き換えて読む事。
書いてある言葉をただの文章として読むのではなく、心で読むというか、誰かの感情として読む。
自分ならこう思う、なぜこうなる??といったように考えながら読む事がとても大事なのだと思いました。
人と対話するとき、相手の感情考えますよね?
この人は今どういう気持ちなのか?
それと同じように本と対話する感覚で読む事で言葉がただの言葉じゃなくなり自分の血肉になっていくのかなと思います。
そのように考えながら読み、学んだ事をしっかりと実生活で実践する事でその本は身になったと言えるのだと思います。
まさにインプットーアウトプット!
この本読んでからなんて事ないニュースや、コラムもそのように読むように意識していますけど結構劇的に違います!文章の重みというか言葉の凄さというか。逆にこれ何言いたいの??っていうのも結構あったりして読む事が面白い!
読書テクニックといえばテクニックなんですがなんかよくある上っ面のテクニックじゃなく、本質ついてる気がしてとても大きな学びになりました!
最後に印象に残った一言が
表現は自己救済である
という一節。
たしかに、音楽でもなんでも芸術って自分の中にある混沌とした感情だったり、あらゆる理不尽に対する抗いだったりそういうのから己が自由になるための対抗策だなあと。
そしてそのギリギリの感情のエモさみたいなのが本当に人の心を打つ表現になるのだと思います。
一月も終わりですね!
週3で更新の予定が全然更新出来てないので2月は週3でやります!笑